当術具は、試作が進み、その機能の有効性は確認できているが、より臨床現場で使用でき、なお市場で販売するにあたりより競争力のある製品にするためにデザインの改良の提案を行った。
テーマ名 | 低侵襲向けトランスバース及び手術機器の改良 |
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企業名 | 株式会社エムテック |
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連携先 | 筑波大学医学医療系 |
事業の目的
事業の成果等
固定する各手術機器の把持部や保持機構が、既存の手術機器と似たデザインとなっており、脊椎手術を実施している外科医にとって違和感のない仕様となっている。
今回の試作器は反復した滅菌が可能な部品による構成で、臨床使用が可能な仕上がりとなったことが評価できる。
産学連携の取組
整形外科で普段使用している器具のと比較をし、グリップ形状や術中の操作性、滅菌の容易さを鑑みた提案が出てきた。
経験のない開発だったため、使用感より機能的な開発しかできなかったが、大学と連携したことで商材に近づけた。
使用側と製造側の連携でイノベーティブな商品が今後も開発されることを期待します。